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byBoomi
Published
※本記事はBoomi本社にて発表されたブログ記事を翻訳・再編集したものです。
本記事の著者である私についてまずはご紹介させてください。まず、SAP社に14年近く勤めていた経験があり、同社のERP(Enterprise Resource Planning)システムを熟知しています。そしてもうひとつは、チョコレートが大好きだということです。
たまたまではありますが、チョコレートで有名なハーシーもまた、SAPのお客様です。そこで、お客様になぜSAPのようなソフトウェアが必要なのかを説明する際には、ハーシーの事例をご紹介するようにしています。私のようにチョコレートを愛する消費者の手に、おいしいチョコレートが一箱届くまでに何が起こっているのか考えてみましょう、というわけです。
まずはじめに、ハーシーのチョコレートを作るために必要な具材を調達しなければなりませんし、アルミホイルや小さな紙といったパッケージに必要なものも調達する必要があります。もちろん、お菓子そのものを作る必要もありますし、在庫管理や倉庫管理も必要です。そして、製品の流通も必要です。また、労働者の給与支払い、サプライヤーへの支払い、そして入ってくる収入などの財務も忘れてはいけません。SAPのソフトウェアは、このようなライフサイクル全体を管理します。
この事例は、SAPがいかにグローバルにおけるビジネスにおいて大きな存在となっているかという例でもあります。世界のトランザクションの77%はSAPシステムを経由*していると推定されます。
*出典:SAP at a Glance Investor Relations Fact Sheet – April 2018
このような事例や指標は、企業がSAPへの投資を最大限に活用するために、ERPの刷新に注力していることを説明するのに役立ちます。ビジネスプロセスをクラウドに移行したり、サポートアプリケーションの新しい効率性を活用したり、あるいは単にERP環境の整理を図ったりしているのです。
そして、Boomiの製品はERPの刷新に伴うクラウド移行などあらゆることに対して活用することができます。
おそらく、BoomiはiPaaS分野のリーダー*として、システム連携を行うソフトウェアとしてご存じの方も多いでしょう。Boomiは確かにSAPのお客様のためにもシステム連携を支援しています。しかし、それだけでなく、データスチュワードシップに関する複雑な課題にも取り組んでいます。
先日は、4回にわたるウェビナーシリーズを開催し、当社のiPaaSがお客様のSAPのモダナイゼーションにおいて、さまざまな局面でどのように役立っているかを紹介しました。これは今日のビジネスにおける大きな問題です。
では、私がSAPのファンであるなら、なぜBoomiが必要だと言うのでしょうか?
*出典:Boomiが2021年 Gartner®エンタプライズiPaaSのMagic Quadrant™で8年連続でリーダーの1社と評価
その答えは簡単です。私たちのお客様は、Boomiプラットフォームを利用して、SAPをより速く、より柔軟に、そしてより簡単に管理できるようにしています。
いくつかの重要なポイントをご説明したいと思います。
SAPは、独自のコネクティビティによってERP内のビジネスプロセスを統合することに優れています。しかし、SAPの顧客なら誰でも知っているように、SAPのシステムと他社製のサードパーティアプリを接続するのは簡単ではありません。そして、こうしたシステム連携の問題はビジネスのスピードを低下させる可能性があります。
そこで、Boomiの登場です。私たちはプラットフォームにとらわれません。Amazon Web Servicesのようなハイパースケーラーでも、最新のサプライチェーン管理ツールでも、SAPと他のERPの統合でも、あらゆるものを接続することが可能です。クラウドでも、オンプレミスでも、エッジデバイスでも、Boomiは、お客様がどのような方法でビジネスを行うかを気にしません。シームレスなシステム連携によって、より良いビジネスを実現するお手伝いをします。
Boomi aXis for SAPソリューションは、他のアプリケーションの情報を同期させる形でデータを移動させるコネクターです。ERPの近代化プロジェクトを成功させるためには、データがどこにあろうと信頼できるものであることが不可欠だからです。
Boomi aXis for SAP ソリューションについてはこちら
繰り返しになりますが、SAPにデータを出し入れするのは難しいことです。この課題は、システム間のトランザクションデータの移動にとどまりません。企業は、増え続けるデータからより多くのものを得ようと努力しています。そのため、データレイクやデータウェアハウス、一般的な分析アプリケーションの重要性が高まっているのです。
Boomiは、データソースを接続するだけではありません。移行後の情報が正確で、適切な意味にあることを保証します。Boomiのデータスチュワードシップ機能により、例えば、より深い分析のためにSAPからSnowflakeにデータを移行する場合、データの整理と同期を行うことができます。SAPのルールに基づいてデータを移動させるので、何も変わりません。そして、お客様は完全にデータを可視化することができます。
これはどういうことを意味するのでしょうか?
顧客データに関わる簡単な例を挙げます。SAPのあるフィールドでは、顧客が支払う税金の額を場所によって自動的に計算します。州の情報が間違っていると、お客様は過少に請求されたり、過剰に請求されたりする可能性があります。私たちは、SAPの正しいフィールド情報が、他のプラットフォームに移動する際に同期されることを保証します。
それがBoomiによるデータガバナンスの良さです。
SAPやその他の統合ソリューションを提供するベンダーは、ERPとSalesforceのようなシステムを接続できるのでしょうか?もちろん、いずれは可能です。
しかし、スピードはBoomiの差別化要素です。Boomiは、迅速な対応が可能です。
注文から支払いまでのプロセスを90日から60日に短縮できたら、あなたのビジネスにとってどんな価値があるでしょうか?あるいは、ERPのモダナイゼーションを予定より3ヶ月早く完了させることができたら、どれほどコストを節約できるでしょうか?
調査会社であるForresterがBoomiの委託を受けて実施した独自の調査によると、当社のローコードプラットフォームは統合開発時間を65%短縮することがわかりました。また、Forrester社は、企業が3年間で410%のROIを期待でき、プラットフォームはわずか6カ月で採算が取れると判断しています。
これがスピードによる効果です。
ビジネスの世界はSAPに依存しているといっても過言ではありません。しかし、SAPとBoomiを組み合わせれば、より素晴らしい成果を達成できるでしょう。
さらに詳細を知りたい方は、こちらからお問い合わせください。
また、BoomiではERPモダナイゼーションに関する資料も公開しております。
ぜひ、こちらからダウンロードください。
その他にも、英語にて4つのウェビナーも公開しております。SAPに関するソリューションについて、関心のある方はご覧ください。
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