Laerdal Medical
医療シミュレーションの大手企業Laerdal Medicalは、Boomiで世界各地のERPシステムを連携し、俊敏性とセルフサービス化を実現。人命を救うソリューションを大規模に提供しています。
ビジネス目標
ノルウェーの医療教育・蘇生訓練分野をリードし、27カ国で事業を展開するLaerdal Medicalは、機器の製造からサービス提供へとビジネスモデルを転換しています。2030年までに年間100万人の命をさらに救うという目標を実現するため、この転換を支える俊敏なシステムが必要でした。
- グローバルな事業運営、製造、複雑なサプライチェーンを一元管理する
- CRMとERPの顧客データをリアルタイムで活用し、見積もりから請求までの業務を実行する
- 複数のデジタル接点をまたいで、顧客がセルフサービスで手続きできる一貫した体験を提供する
- 急速かつ持続可能な成長に対応できる拡張性を確保する
連携における課題
オンプレミスのERPと地域ごとに分断されたSalesforce CRM環境が、Laerdal Medicalの戦略目標の実現を妨げ、グローバル事業の管理と拡大を難しくしていました。
IT基盤を合理化するため、Laerdal MedicalはレガシーERPをクラウドへ移行する必要があり、その前提として次の要件を満たす連携環境が求められました。
- ERP、CRM、製造、サプライチェーン、財務、外部システム間で、高速かつ信頼性の高い取引処理を実現する
- 定型業務で大量に発生する文書処理を自動化し、価値創出までの時間を短縮するとともに、従業員がより重要な業務に集中できるようにする
- 地域チームの柔軟性を保ちながら、拡張性と保守性に優れたグローバル業務プロセスの連携を実現する
Boomiによる解決
Laerdal MedicalはパートナーのAxazとともに、ローコード開発に対応したBoomi Enterprise Platformを活用して、オンプレミスERPをIFS Cloudへ移行しました。硬直的なカスタムコードを、俊敏なクラウドネイティブの連携レイヤーへ置き換え、グローバル業務を一元化しています。
この基盤により、変更・改善のサイクルを短縮し、IFS Cloud、Salesforce CRM、サプライチェーン、財務、外部プラットフォームの間で、途切れのない双方向データ連携を実現しました。
API主導のワークフローによって、見積もりから入金までのプロセスとデジタルサービスを自動化し、グローバルの顧客・製品データをリアルタイムで同期しています。
成果
Axazが導入したBoomiプラットフォームは、Laerdal Medicalのグローバル業務を効率化し、顧客や取引先への価値提供を強化。次の成果を通じて、サービス提供型の医療ビジネスモデルへの転換を支えています。
- システム停止時間を最小限に抑えながら、円滑な運用とアップグレードを実現し、グローバルシステムを最新の状態に維持
- データに基づいてサプライチェーンを最適化し、持続可能性と人命救助の目標達成を支援
- 見積もりから入金までの処理を迅速化し、受注確認と出荷確認に必要な正確なデータをリアルタイムで連携
