GitHub

マイクロソフトの子会社として、エンジニアのコード管理に革命を起こしたGitHub。同社は、売上が約10倍に急増するなかで、財務・営業・人事といった重要業務を効率化し、親会社とのスムーズな連携を図るためにBoomiを活用しています。

ビジネス目標

2008年に設立されたGitHubは、開発者がコードの構築、保護、拡張を行うための世界トップクラスのプラットフォームへと成長しました。現在、1億5,000万人以上の開発者と400万以上の組織がGitHubを利用しています。

2018年にマイクロソフトが75億ドルで買収して以来、売上高は年で約10倍の20億ドルに急増しました。特に「Copilot」の登場によって成長がさらに加速したことで、親会社であるマイクロソフトとの間で、より迅速かつ正確な財務データの連携が必要となりました。現在、そのデータ連携の基盤をBoomiが支えています。

連携における課題

GitHubは2014年、高額なコストがかかる独自のプログラム開発(カスタムコード)に頼らず、SalesforceとERPを連携させるための基盤としてBoomiを採用しました。マイクロソフトによる買収後は、親会社と子会社の間で正確なデータをリアルタイムに同期させるため、Boomiの活用の幅をさらに拡大。

現在は、わずか3名の開発者で財務関連の連携をすべて運用しています。Boomiが非常に使いやすいため、新しい担当者もすぐに操作することができ、少人数で効率的な運用を可能にしています。また、取引量が急増した際も、システムを止めることなくBoomiのクラウドから自社運用のAzure環境へスムーズに移行し、ビジネスの拡大に合わせた柔軟な拡張を実現しました。

Boomiによる解決

GitHubでは、現在30近い業務連携をBoomiが担っています。例えば、毎日5万件も発生する請求データを、Zuora(サブスク管理)からマイクロソフトのSAP S/4HANA ERPへと自動で転送。これにより、売上データを手作業なしで正しく計上できるようになり、財務部門の負担を劇的に減らしました。

また、請求データをSalesforceへ同期することで、営業チームが顧客の利用状況をリアルタイムで把握できるようになり、クロスセルやアップセルの機会創出につなげています。さらに、Expensify(経費精算)、Workday(人事管理)、iCIMS(採用ツール)といったツールをAzure上のシステムと連携させることで、経費管理や人事分析、採用から入社手続きまでのプロセスを効率化しています。

成果

Boomiの導入により、GitHubは他の手法を用いるよりも3倍のスピードでシステム連携を構築できるようになり、社内のアプリケーション連携を加速させました。統合されたデータは、財務、営業、人事といったあらゆる部門の業務効率を改善。売上が10倍に急増するという大きな成長を支えています。

また、Boomiによって「常に正しく一貫したデータ(Single Source of Truth)」が保たれるようになったことで、高度なデータ分析が可能になり、迅速で正確な決算業務(決算締め)を実現しました。Boomiへの信頼性とスピードから、GitHubで新しい連携プロジェクトを立ち上げる際にはBoomiが最優先で検討されるようになっています。

業界と市場

テクノロジー(コード管理)

本社

カリフォルニア州サンフランシスコ

設立年

2008

従業員数

4,000+

売上高

20億ドル

主要連携先

SAP 、Zuora(請求管理)、Salesforce 、Workday 、iCIMS(人材採用)、Microsoft OneExpense、Microsoft Azureデータベース、Slack

ケーススタディ

GitHub Relies on “Unsung Hero” Boomi During a Decade-Plus of Rapid Growth

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Boomiは、GitHubにとって無くてはならない存在です。毎日、システムの裏側で着実に処理をこなし、高い信頼性の中で数百万ドルもの財務データをマイクロソフトへと送り届けてくれています。Boomiがあるからこそ、正確な売上を把握できています。
ジェシー・フルチャー氏(GitHub シニア・インテグレーション・エンジニア)