The Disability Trust
オーストラリアの非営利団体 The Disability Trust は、障害を持った4,000人以上の利用者を支援するため、データを安全に一元管理し、より最適なサポートを実現しています。
ビジネスゴール
The Disability Trust(以下、The Trust)は、4,000人以上の障害のある人々を支援するため、職員やケアスタッフによってさまざまなサービスを提供しています。生活スキルの習得支援、自立や住居のサポート、交流やネットワークの機会、レクリエーション、就労支援などを通じて、参加者一人ひとりの自立と社会参加を後押ししています。
The Trustが目指したのは、業務データ、職員情報、利用者情報を単一かつ安全に管理できる仕組みの構築でした。ケアスタッフが一元化された情報を利用できるようにすることで、より適切な判断とパーソナライズされたサービスの提供を可能にすることが目的でした。
課題
The Trustにはケアスタッフや管理者に必要な情報がありましたが、そのデータは複数のシステムに分散し、形式もばらばらでした。そのため、スタッフは必要な情報を探し出すのに時間を取られ、本来の支援業務に集中できない状況が生まれていました。さらに、オンプレミスのサイロ化された技術環境では、手入力によるデータ処理が多く、同じ内容を複数システムに重複入力することもありました。
また、従来のレガシーなポイント・ツー・ポイント型の統合は、大量のコーディングや管理を必要とし、場合によっては統合機能自体が存在せず、手入力による不整合やエラーのリスクが高まっていました。
導入
The Trustはクラウド移行を進めるにあたり、BoomiのiPaaS(データ連携のプラットフォームサービス)を採用しました。Boomiのローコード設計により追加のリソースを必要とせず、節約したコストを参加者支援の充実に充てられる点は、非営利団体であるThe Trustにとって重要な要素でした。
Boomiを導入したことで、アプリケーションやシステムが安全に接続され、データとデバイスを職員や管理チームとシームレスに連携できるようになりました。その結果、サイロ化していたデータは解消され、アプリケーションからのデータが一元化されるとともに、事業運営に不可欠なアプリケーション統合が大幅に簡素化されました。
成果
Boomi Enterprise Platformを活用することで、The Trustは利用者のニーズを明確に把握できる環境を整備しました。これにより、職員は最新かつ信頼性の高い組織データに基づいて安心して支援業務に集中できるようになりました。
プロジェクト完了後、ケアスタッフは利用者プロフィールを継続的に更新し、ニーズに関する正確な情報を簡単に記録できるようになりました。これにより、障害のある人々が多様な活動にアクセスできるデジタル活用戦略の推進など、The Trustの取り組みをさらに強化する基盤が築かれています。
