Post Consumer Brands
Boomi Enterprise Platformを活用し、買収先企業のオンボーディングを効率化し、データ品質を向上させ、業務運営の高度化を実現した、包装食品メーカーの代表的企業です。
ビジネス目標
Post Consumer Brandsは、新たに買収した企業を迅速にオンボーディングし、製品ポートフォリオを拡充するとともに、既存のIT環境をSaaSアプリケーションで刷新したいと考えていました。朝食シリアル分野の先駆者である同社はあわせて、サプライチェーンと資金管理の効率化、パートナー状況の可視性向上、さらに全アプリケーション間で正確かつタイムリーなデータを確保することも目指していました。
その実現に向けて、Postには、システム間を迅速かつシンプルに連携し、マスターデータを効果的に管理できる仕組みが必要でした。
連携における課題
既存ソフトウェアの整理・統廃合を進める大規模プロジェクトの一環として、PostのITチームは一部業務を用途ごとに最適なSaaSアプリケーションへ移行していました。こうした分散型の構成では、アプリケーション間でデータを高速かつ確実に受け渡す仕組みが不可欠です。加えて、重複データや古いデータが広がるのを防ぐには、全アプリケーションで一貫性と正確性のある基準データを維持する必要がありました。
当時、ITチームはOracle上で連携のためのカスタムコードを作成していました。しかし、CIOのTK Balaji氏は、開発をより迅速かつシンプルにし、企業としての俊敏性を高めたいと考えていました。
Boomiによる解決
Postは、連携とデータ管理の課題を解決するためにBoomi Enterprise Platformを採用しました。BoomiのパートナーであるLevelShiftと連携し、Integration、API管理、Data Hub、さらにエンタープライズ規模の連携向けホスティングサービスであるBoomi Managed Cloud Serviceなど、Boomi Enterprise Platformの機能を活用した複数のプロジェクトを推進しました。
成果
Boomiプラットフォームの導入により、Postは社内のクラウドアプリケーション間の接続性を大きく改善し、クラウド移行戦略を前進させました。さらに、全社の業務データおよび人事データに関するマスターデータモデルも整備されました。
この連携により、MROデータ(MRO: Maintenance, Repair, and Operations/保守・修繕・運用に関わる資材・購買データ)の標準化が進み、JDE(JD Edwards:Oracleの基幹業務システム)、Cosmos DB(Microsoft Azureのクラウド型データベース)、Kinaxis Maestro(サプライチェーン計画・運用を支援するプラットフォーム)との連携によって、サプライチェーン管理も強化されました。BoomiのAPIセキュリティおよびAPI管理に加え、Okta(ID管理・認証基盤)との連携により、API運用も効率化されています。現在Postでは、買収企業を連携に組み込むための再現可能なプロセスが確立されており、12人の開発者がBoomiプラットフォームのトレーニングを受けています。
