Catholic Education Network
オーストラリアのCatholic Education Network(CEnet)のITチームは、Boomi Enterprise Platformを活用し、学生・教員・スタッフが必要とするアプリケーションや情報へシームレスにアクセスできる環境を提供しています。同時に、複雑なバックエンド業務を簡素化し、統合に要する時間を大幅に短縮しています。
ビジネス目標
Catholic Education Network(CEnet)は、オーストラリア東部にある770校の教区学校における教育の質を向上させることを目指しています。これを実現するために、CEnetのITチームは30万人の初等中等教育(K-12)学生と3万人の教員・スタッフを対象に、学習・教育を支援するテクノロジーネットワークを構築しました。
しかし、この広範なアプリケーションやシステムのポートフォリオを管理することが課題となっていました。CEnetは、学生・教員・スタッフに対してアプリケーションや情報へのシームレスなアクセスを提供しながら、さらなる俊敏性を高める必要がありました。
連携・統合の課題
CEnetおよび16の教区において導入されていたさまざまな統合ツールや手法は、複雑なIT環境に必要とされる柔軟性と安定性を十分に備えていませんでした。このIT環境のほとんどが、ベストオブブリードのクラウドアプリケーションで構成されていました。
特に、複数の生徒情報システム(SIS)と、ID管理およびアクセス技術との統合は大きな問題となっていました。必要な学習アプリケーションへ正しくアクセスできるようにするため、ITスペシャリストのチームが広範なトラブルシューティングや手動でのエラー処理を行わざるを得ない状況にありました。
Boomiの導入効果
Boomiは、system for cross-domain identity management (SCIM)データ標準を活用するアイデンティティ管理プラットフォームとして機能し、CEnetが学生および教職員のアカウント管理プロセス全体を管理し、それぞれに統一された識別子を割り当てられるよう支援しました。
さらにCEnetは、自組織および加盟教区のために、Boomiを中心とした統合センターオブエクセレンス(ICoE)を構築し、統合に関する知識・スキル・リソースを集約しました。
これによりCEnetは、30のシステムにまたがるシームレスでイベント駆動型のリアルタイムなアイデンティティライフサイクル管理を実現し、エラーや複雑な業務を大幅に削減しました。
導入成果
Boomi Integration、Boomi API Management、そしてICoEの導入により、CEnetは統一された統合プロセスを確立し、コスト効率と俊敏性を改善するとともに、ITスタッフ、教員、加盟教区の生産性を向上させました。その具体的な成果は以下の通りです:
- 統合開発の高速化
- 問題発生件数の大幅削減と迅速な問題解決
- 教員・学生におけるアプリケーションへのアクセスの改善
- 専門的な統合スキルへの依存度を最小化
- 週あたり750万件のドキュメント処理ができる拡張性
- 毎年30万件に及ぶ教職員・学生のアイデンティティ属性変更に対応できる安定性
