AMPOL
オーストラリアの燃料・コンビニエンス小売大手であるAmpolは、新たなシステム連携サービスの提供スピードを従来より70%高速化し、コストを30%に削減することに成功しました。
ビジネス目標
急速に変化する市場環境や顧客ニーズに柔軟に対応できるアジャイルな組織への転換を目指し、Ampolはデジタル機能の抜本的な刷新に着手しました。これに伴い、数年にわたるクラウド移行戦略を策定し、オンプレミスシステムをSaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)アプリケーションへ置き換える取り組みを進めました。このデジタル投資を最大限に活用するため、Ampolはすべてのテクノロジーと業務プロセスを横断的に接続できる、統合されたデータ連携ソリューションを必要としていました。
連携・統合の課題
Ampolの技術基盤は、数百ものオンプレミスによるポイントツーポイント連携によって構成されており、同社のテクノロジー部門責任者であるリンジー・ホア氏はこれを「スパゲッティ・ジャンクション(絡み合った交差点)」と表現しています。このような環境では、正確かつ一元化されたデータへのアクセスや活用が困難であり、迅速な意思決定が難しい状況にありました。また、新しいサービスの迅速な立ち上げが難しく、コンプライアンス報告に関する作業負担がIT部門および社内関係者に大きな影響を与えていました。
Boomiの導入効果
シドニーを拠点とするITサービスプロバイダー Atturraの支援のもと、Ampolは Boomi Enterprise Platformを導入しました。Boomiを活用することで、Ampolは中核となる再利用可能な統合サービススイートを迅速に構築・展開し、すでに数百回にわたって再利用されています。これにより、ERP、CRM(顧客関係管理)、POS(販売時点情報管理)、サプライチェーンなど、基幹業務アプリケーション間の連携と重要業務の遂行が実現しました。
また、Boomiを活用して、複数のEDIゲートウェイから、1つのEDIプロバイダーへのベンダーの効率的な移行も実現。これにより、小売ネットワークにおける商品の調達プロセスが一層最適化されました。
導入成果
Boomiの導入により、Ampolは新しいシステム連携サービスの提供を従来より70%高速化、コストを70%削減することに成功。顧客・サプライヤー・SaaSプラットフォームと、Ampolが自社で運用するITアプリケーションを安全かつスケーラブルに接続できる手段を構築しました。Boomi Enterprise Platformのスピードとコスト効率により、以前は採算が取れなかった小規模なプロジェクトも含め、多くのITプロジェクトを実施可能になっています。
さらにAmpolは、Boomiを活用して、現場から収集したデータをほぼリアルタイムで価格モデリングエンジンへ自動送信し、小売価格報告制度に対応するためのコンプライアンス強化にも成功しています。
