Lecot
ベルギーの建築資材流通をリードするLecotは、Boomiを導入し、多様なシステムが存在する複雑なシステム環境を整理し、業務効率を大幅に向上させました。
ビジネス目標
Lecoは135年以上の歴史を持つベルギーの老舗企業で、建設工具や建具を取り扱う家族経営の商社です。事業のデジタル化が進むにつれ、増え続けるアプリケーションやシステム連携の管理は、年々複雑さを増していました。
そこで同社は、変化に素早く対応できる柔軟な最新ソリューションを探していました。ビジネスのスピードを上げると共に、専門知識がなくても現場の担当者がシステム連携に関われるような仕組み作りを目指しました。そうすることで、少人数のITチームにかかる負担を減らしたいと考えていました。
連携における課題
アプリやデータソースが増え続ける中で、LecotではSalesforceやShopware、ERPなど、主要な6つのシステムを個別に直接つなぐ(ポイント・ツー・ポイント)管理の限界を迎えていました。連携させるたびに開発が必要だったため、データ反映の遅れやミスが生じ、ネットショップの在庫や価格が正しく表示されないといった問題が起きていました。
ITチームも、どこでトラブルが起きているのかを把握しにくいためトラブル対応に時間がかかり、取り組むべき重要な業務に手が回っていませんでした。
Boomiによる解決
Lecotは、導入パートナーのBlents社と協業して、Boomiを導入しました。Boomiは、基幹システム(ERP)をはじめ、Salesforce、ネットショップ、Microsoft Azureといった主要なシステムをすべてつなぎ、商品情報や価格、注文データがシステム間を流れる仕組みを構築しました。
その結果、Lecotはデジタル化を加速させ、6つのプラットフォームをまたぐ50以上のデータ連携フローを構築。毎日数千件もの膨大なデータを処理しています。また、BoomiのAPI管理機能を活用することで、社内のERPと外部のクラウドアプリを安全に接続。誰がデータにアクセスできるかをコントロールしつつ、利用状況の監視やセキュリティルールの徹底も簡単に行えるようになりました。
成果
Boomiを導入したことで、Lecotは変化に強く、事業の拡大に合わせて拡張できるIT環境を実現しました。一番の大きな変化は、現場の担当者が自らシステム連携の設計やメンテナンスを行えるようになったことです。専門的なプログラミングの知識がなくても、視覚的な操作で管理できるため、ネットショップの価格も常に最新の状態に保てるようになりました。
また、一度作った仕組みを他のシステムにも使い回せるようになったことで、新しいツールの導入にかかる時間とコストを大幅に削減できています。「どこでデータが止まっているか」がすぐに分かるようになり、これまでトラブル対応に追われていたITチームの負担も削減されました。
