Emmelibri
イタリア大手出版グループのサプライチェーンおよび物流コーディネーターであるEmmelibriは、Boomiのローコード型クラウドソリューションを活用し、複数ベンダーや分散型アプリケーションを含む大規模なデータストリームを、容易かつ可視性を保ちながら連携しています。
ビジネスゴール
Emmelibriは、大手出版グループであるMessaggerie Italianeの流通および事業を統括しています。同グループは傘下企業を通じて、卸売、従来型およびオンライン書店、大規模小売店舗を通じた書籍の流通事業を展開しています。また、物流機能の一部と事業子会社の全スタッフ機能をEmmelibriに集約し、Messaggerie Libriの物流拠点「Città del Libro」に集中化したことで、この施設はヨーロッパでも屈指の最新かつ自動化されたサプライチェーン拠点となりました。
課題
Emmelibriは、書籍流通のサプライチェーン全体を担い、卸売業者、流通業者、倉庫、大型小売店、書店など、多様な関係者が関わる複雑なネットワークの中心的な存在です。この環境では、ERP、物流・倉庫管理、ECシステムといった各システム間で、正確かつスムーズな情報連携を実現することが不可欠でした。しかし、それには柔軟性と高い耐障害性を備えた統合基盤が求められ、従来利用していたSAPによる統合では、その要件を十分に満たせなくなっていました。
導入
BoomiがEmmelibriから評価された点は、その革新的なアーキテクチャ、オンプレミスに展開しながらクラウド上で新しいアプリケーションを管理できる柔軟性、シンプルかつユーザーフレンドリーなデータフローを容易に構築できる点、そしてアナリストから高い評価を受けている点でした。
Boomiを活用したEmmelibriの統合ソリューションには、約50のシステム向けコネクターに加え、取引先向けのEDIコネクターが含まれています。これらのコネクターを活用する180以上のプロセスやデータフローは、2020年10月から11月にかけて本番環境へ移行されました。
成果
Boomiは、サプライチェーンに関わる全ての人に対して、自動化され、かつスケーラブルな統合を提供するために必要な柔軟性と俊敏性を備えています。クラウド経由での継続的なアップデートにより、業務の中断その影響を最小限に抑えることができます。システム管理の観点からは、Boomiはアプリケーションのワークロードの規模を監視する以外に、特別な管理作業が必要ありません。さらに、容易に使いこなせるBoomi Enterprise Platformにより、Emmelibriのスタッフは統合作業を迅速に習得でき、多くの統合業務を社内で処理できるようになっています。