MMA Offshore
オーストラリアの海洋・海中サービス企業であるMMA Offshoreは、グローバル展開の拡大に伴い、従業員管理と物流の簡素化を目的としてBoomiを導入しました。
ビジネス目標
MMA Offshoreは、オーストラリア・パースを拠点とし、19隻の船舶と1,100人以上の従業員を擁する世界規模の海洋サービスプロバイダーです。従来の船舶運航業務から、洋上風力発電、政府・防衛、沿岸インフラといった新たな市場に対応する統合型サービス事業者へと移行する中で、MMA Offshoreは機動力と成長の最適化を図るべくDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進しました。
この取り組みの中核には、企業全体のデータ管理強化、特に従業員管理と物流の業務効率化が据えられていました。
連携における課題
MMA Offshoreの業務アプリケーションは、それぞれが分断されたデータソースとして機能していました。そのため情報サービスチームは、各システム間でのデータ移動のために個別の接続構築に多くの時間を費やしていました。また人事部門をはじめとする各部署では、日常業務に必要な従業員のマスターデータを複数のシステムに手作業で入力していました。
このような複雑さが業務スピードを低下させ、データに基づく意思決定を妨げていたのです。MMA Offshoreは、アプリケーションとデータのサイロを解消し、より高い効率性と機動力を獲得する必要がありました。
Boomiによる解決
MMA Offshoreは、ERP、スケジューリング、出張管理、給与システムなどのクラウドおよびオンプレミスアプリケーションを接続するために、BoomiのiPaaS(データ連携のためのプラットフォームサービス)を導入しました。Boomiによって基幹システムが統合されたことで、従業員が必要とする場所で一貫性のある正確なデータを利用できるようになっています。
MMA OffshoreがBoomiを選んだ理由は、使いやすさとプロジェクトごとに異なるデータ要件に応じた拡張性にあります。このプラットフォームにより、MMA Offshoreはプロジェクトの特性に応じて柔軟に対応できる体制を構築しています。
成果
Boomiの導入により、MMA Offshoreは従業員管理を効率化し、オンボーディングを迅速化しました。従業員のマスターデータが各システム間で即時に共有されるようになり、勤務表の作成、出張手配、タイムシート入力、給与処理といった業務のスピードが大幅に向上しました。Boomiによる統合環境では、従業員の資格情報も各システムで常に最新の状態に保たれており、人事チームは迅速なプロジェクト対応に必要なスケジュール情報へ即座にアクセスできます。
さらに、MMA OffshoreのITチームは、より戦略的な取り組みに時間を割けるようになりました。今後はBoomi Flowを活用し、全社的に統合されたユーザーインターフェースを通じたデータ収集のさらなる効率化を目指しています。
