Mentor Media
サプライチェーンソリューションを提供するMentor Mediaが、Boomi Enterprise Platformを活用し、取引を始めるまでの時間を大幅に短縮。業務の見える化を実現し、システム連携のスピードを加速させました。
ビジネスゴール
Mentor Mediaは、ハイテク・電子機器業界のトップ企業(フォーチュン500企業)に対し、世界規模でサプライチェーンソリューションを提供しています。同社は、「より早い配送」と「さらなる拠点の拡大」という市場の期待に応えるよう迫られていました。厳しい納期を守るために「新しい倉庫をすぐに稼働させてほしい」という要望が強まっていました。拠点の立ち上げが遅れることで収益のチャンスを逃し、サービス品質保証(SLA)の悪化につながります。
こうした背景から、同社はシステム基盤を刷新し、変化に素早く対応できる体制づくりに乗り出しました。
課題
Mentor Mediaが長年利用していたレガシーシステム(旧来のシステム)では、ビジネスの成長スピードに対応できなくなっていました。システム連携のプロセスは時間がかかる上に一貫性がなく、現場には膨大な負担がかかっていました。これが、市場への柔軟な対応や事業拡大を妨げる大きな壁となっていたのです。 特に、バラバラなシステム環境や、データ連携(EDI)の不備が原因で、新しい倉庫をシステムに登録する作業が大幅に遅れていました。標準的な手順やテンプレートが無かったため、新しい拠点の立ち上げに1年以上かかってしまうケースがありました。
導入
Boomiの導入により、バラバラだったシステム基盤を一本化し、管理体制(ガバナンス)を強化。将来の事業拡大や自動化に向けた土台を築きました。具体的には、以下の改善を実現しています。
- Boomiのローコードで一元化された連携環境により、迅速なシステム構築が可能になりました。
- 共通のテンプレートを作ることで、複雑だった拠点の立ち上げ作業をシンプルにしました。
- 21ヶ月かかっていた連携作業を、4ヶ月未満にまで短縮しました。
- AIによる自動ドキュメント作成や支援ツールにより、専門エンジニア以外のメンバーもプロジェクトに協力しやすくなりました。
- システム連携全体の状況が見える化され、トラブルを未然に防ぐプロアクティブな管理を実現しました。
成果
Boomiを活用することで、効率性、柔軟性、将来の成長に向けた拡張性を手に入れたことで、以下のような成果を上げています。
- EDI(データ交換)の連携にかかる時間を60%削減しました。
- バラバラだったシステムやデータ連携を、一元管理されたテンプレート方式に変えたことで、新しい倉庫の稼働準備期間を従来にまで縮めました。
- 自動化と既存パーツの再利用することで、エンジニアの生産性を20%向上させました。
- 世界各地の拠点で、標準化された一貫性のある運用と管理ができるようになりました。
現在、同社は顧客のニーズに即座に応え、世界中どこでもスピーディーに新しい物流拠点を提供できる体制を整えています。
