失敗しないエンタープライズiPaaSの選び方

著 Boomi
発行日 2020年2月13日

iPaaS(データ連携のためのプラットフォームサービス)の導入を検討することは、現状の課題を解決するだけでなく、会社の未来に投資することでもあります。変化の激しい現代のビジネスにおいて、成長に合わせて柔軟にシステムを拡張できるiPaaSは、業務のスピードと効率を高めるために欠かせません。

現在、iPaaSには多くの選択肢があり、どれを選べばよいか迷われるかもしれません。そこでこの記事では、お客様のニーズに合ったプラットフォームを選ぶための重要なポイントを解説します。

iPaaSを選ぶ際の5つの判断基準

iPaaSを選ぶ際は、「利便性」「インテリジェンス」「セキュリティ」「投資対効果」「実績」という5つの項目で評価すると、判断がしやすくなります。

利便性

導入を判断する際に最も大切なポイントは、「このiPassSを導入することで、現場の負担が本当に軽くなるか」という点です。具体的には、手作業によるミスや管理の手間をどこまで減らせるかを考える必要があります。連携するアプリケーションやデータソース、関わる人や工程が増え続ける中で、この「使いやすさ」は非常に重要です。

優れたiPaaSであればどれも利便性は向上しますが、以下の4点に注目して比較すると違いが明らかになります。

  • 導入の速さと学習コスト:システムが稼働するまでに、どのくらいの時間と工数が必要でしょうか。また、操作に慣れるまでの学習コストも重要な判断基準です。
  • 運用にかかる負荷:初期設定のときだけでなく、運用を開始した後にどれだけ労力を割かなければならないかを確認します。日々のプログラミングや監視作業をどれだけ自動化できるでしょうか。また、専門知識がなくても扱える「ローコード・ノーコード」のツールや、便利なテンプレート、カスタムツールが揃っているかも重要です。
  • 将来を見据えた対応力:将来にわたって、社内外のあらゆるデータ形式や利用シーンに対応できるでしょうか。クラウドと社内サーバー(オンプレミス)を組み合わせた運用でも、スムーズに連携できるかを確認します。
  • 処理スピード:情報のやり取りを即座に行えるでしょうか。また、機能のアップデート時にシステムが止まるリスクはないでしょうか。

豊富な知見

導入するiPaaSが、運用を重ねる中で自ら学び、効率的に動くようになるかは重要なポイントです。テクノロジーが絶えず進化する中で、管理ツール側も常に最新の状況に対応していかなければなりません。日々の運用から学びを得て、それをユーザーが日々の業務に活かせるプラットフォームを選ぶ必要があります。

この学習機能の仕組みは製品によって様々ですが、Boomiでは高度な「クラウドソースインテリジェンス(集合知)」を活用しています。たとえば、多くのユーザーが似たようなデータ連携(マッピング)を行っている場合、そのパターンをシステムが匿名で自動的に学習します。その結果をもとに、他のユーザーに対しても「こう設定するのが最適です」といった提案を行うことで、迷うことなくスピーディーに連携作業を進められるようになります。

このように、自社の成長や業界の変化に合わせて、システム自体が機能を最適化し続けるiPaaSを選ぶことが、長期的な活用につながります。

現在、世界中で数千社ものお客様がBoomiを導入し、ビジネスの変革に取り組んでいます。詳細については、ぜひこちらをご覧ください。

セキュリティ

企業や消費者にとってデータセキュリティやコンプライアンス(法令遵守)へ準拠は非常に大切なものになっています。セキュリティの不備は、企業にとって大きなリスクとなります。iPaaSベンダーを比較する際は、あらゆる脅威に対して漏れなくセキュリティ対策がされているかを細かく確認する必要があります。

iPaaSにおけるセキュリティとコンプライアンスで考慮すべき事項は、多岐にわたります。特に、より複雑な環境と高い責任が求められる企業レベルのiPaaSでは、以下のような項目をチェックすることが必要になります。

  • ソースコードの脆弱性の分析
  • データの暗号化
  • 認証情報の管理
  • IDおよびアクセス権限の管理
  • データのバックアップと災害復旧
  • パッチ管理
  • 操作ログの記録と監視
  • 脅威の検知と優先付け
  • GDPR(欧州)、CCPA(カリフォルニア州)、PCI DSS(カード業界)、HIPAA(医療業界)などの法規制・ガイドラインへの準拠

Value

「このソリューションの導入が、自社の利益にどう貢献するのか」を見極めることは非常に重要です。どのベンダーも収益の向上をアピールしますが、期待する投資対効果(ROI)が本当に得られるのか、以下の点から検討する必要があります。

  • コストの予測しやすさ:サブスクリプション型の場合、料金体系は安定しているでしょうか。予期せぬ追加費用が発生したり、価格が急激に変動したりするリスクはないかを確認します。
  • プランの柔軟性:自社のニーズに合わせたカスタマイズが可能でしょうか。使わない機能まで含まれた高額なパッケージを契約させられるようなことはないでしょうか。
  • 具体的な削減効果:インフラコストの低減、スタッフの生産性向上、そして古いシステムの維持費の削減によって、具体的にいくら節約できるかを算出します。

iPaaS導入の本来の目的は、新たな収益の創出やインフラ・ソフトウェアにかかるコストの削減、生産性の向上によって「価値」を生み出すことです。これらの基準をしっかりと満たした製品を選ぶべきです。

Proof

大きな経営判断を下す以上、パートナーとなるベンダーにどれだけの信頼が持てるかどうかが重要になります。その製品の品質や信頼性を判断する材料として、以下の点を確認します。

・実績と評判:そのベンダーにはどのような実績があり、市場でどのように評価されているでしょうか。

・活用事例:自社と似た規模や業種、状況において、そのソリューションが実際に成果を上げた事例があるでしょうか。

・定着率:既存のユーザーは長く使い続けているでしょうか。他社への乗り換えが進んでいるようなことはないでしょうか。

これらは、そのベンダーが信頼に値するパートナーかどうかを判断するための、極めて重要な指標となります。

最適なiPaaSを見極めるために

ぜひ、さまざまな連携プラットフォームを実際に比較してみてください。これまで挙げた「5つの評価基準」を参考に、自社の環境でどれが一番使いやすいかを見極めることが大切です。
ビジネス環境は一社ごとに違います。大切なのは、他社の成功事例や評判だけでなく、自社課題に合った製品を見つけることです。

製品検討の際の参考として、Boomiがこの5つの評価基準にどう応えているかをご紹介します。

  • 利便性:素早く、簡単なセットアップと、直感的に操作できるユーザーインターフェースを備えています。ドラッグ&ドロップの操作で連携を構築できるため、Boomiのプラットフォームのは専門知識がなくてもスムーズに使いこなせます。実際の操作については、10分間のデモビデオでご確認いただけます。
  • インテリジェンス: 世界中のユーザーの知見を活用して、ソフトウェアの改良やお客様への情報提供を行っています。独自のユーザーネットワーク「Boomiverse」では、実務に役立つノウハウが活発に共有されており、困ったときでもユーザー同士で助け合える環境が整っています。
  • セキュリティ:当社はセキュリティとコンプライアンスを何よりも重視しています。高度なセキュリティツールを標準で備え、重要なデータと業務を確実に守ります。
  • 投資対効果: Forresterの調査報告(Boomiプラットフォームの経済的インパクト)によると、Boomiの導入により開発期間が65%短縮され、347%の投資対効果(ROI)を達成したという結果が出ています。
  • 実績:世界中で10,000社以上のお客様にご利用いただいており、契約更新率は97%に達しています。具体的な[導入事例やユースケース]もぜひご覧ください。また、[Gartnerの2019年版Magic Quadrant(iPaaS部門)]などの外部評価からも、他社製品と比較したBoomiの機能をご確認いただけます。

Boomiで何が変わるのか、一緒にかたちにしてみませんか? まずはお気軽にご相談ください。

 

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