Copenhagen Zoo

ヨーロッパで最も歴史ある動物園のひとつであるコペンハーゲン動物園は、Boomiを活用してITシステムを刷新し、パンデミックによる休園後の来園者数の回復を実現しました。

ビジネス目標

27エーカーの敷地を持つコペンハーゲン動物園では、3,000頭以上の動物を飼育しており、年間の来園者数は平均160万人にのぼります。円滑な運営には、シームレスな情報連携と業務効率の向上が欠かせませんでした。

同園にとって、家族連れに向けたサービスは重要でしたが、このサービスへの投資により、既にひっ迫していたITインフラにさらに多くのアプリケーションが追加されることになりました。

こうした状況を受け、動物園は基幹業務システム(ERP)の刷新を目指し、最終的にはすべてのオンプレミスシステムをクラウドへ移行することを目標に掲げました。

統合における課題

コペンハーゲン動物園は、従来の個別に構築されたレガシーシステムを管理するために、導入済みのすべてのアプリケーションを一元的に把握できる環境を求めていました。しかし、膨大な数の連携、取引、接続を抱える大規模なデジタルエコシステムに対し、従来のシステムでは処理が追いつかず、限界を迎えていました。

同園は、業務効率の向上、プロセスの最適化、そしてパンデミック後の需要増加に対応するためのリソース確保を目的に、最新の統合プラットフォームを求めていました。また、パートナーとの関係をより適切に管理するため、一部のサポート機能を外部委託することも検討していました。

Boomiの支援内容

Boomi Enterprise Platformの導入により、コペンハーゲン動物園はハイブリッドな IT 環境全体で、アプリケーションやデータを効率的に連携できるようになりました。これにより、職員は必要なデータを一元的に把握・管理できるようになり、業務の透明性と管理のしやすさが大きく向上しました。
Boomi は、社内システム間だけでなく、外部パートナーとのデータ連携も可能にし、パートナーシップの強化と新たな価値創出を後押ししています。

さらに、あらかじめ用意されたコネクタを活用することで、Microsoft Business Central(クラウド版)、Salesforce、OnlinePOSなどの主要アプリケーションとの連携もスムーズに行えるようになりました。

成果

Boomi Enterprise Platformの導入により、コペンハーゲン動物園はERPシステムのクラウド移行と、ITインフラ全体の刷新という目標を達成しました。同園では、主要な業務システム8つを連携し、それらの間で14の重要な業務プロセスが連携しています。これにより、システム間でデータをスムーズにやり取りできるようになり、日々の業務効率が飛躍的に向上しました。

業界と市場

Zoo

本社

Copenhagen, Denmark

主な統合サービス

Microsoft Business Central, Salesforce, OnlinePOS

ケーススタディ

コペンハーゲン動物園がBoomiでITシステム間の連携を実現

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