Chartered Accountants Australia and New Zealand
CA ANZは、階層型のAPI環境を活用したスキル評価の効率化と、新しい会員ポータルにおけるパーソナライズ機能の導入により、会員のデジタル体験を強化しました。
ビジネス目標
CA ANZは、会計業界における倫理基準を堅持し、厳格な教育・認定・支援サービスを提供しています。近年、大学進学者数の減少が会計人材の確保に影響を与える中、CA ANZは学生や専門職に対するエンゲージメントを高めるため、デジタルサービスの強化が必要だとと認識していました。
同団体は、市場環境の変化に適応し、会員の変化するニーズに応えるため、13万6,000人の会員に向けたデジタルサービスの改善を目指しました。
統合における課題
CA ANZは、個々のニーズに応じた製品やサポートを提供し、スキル移行評価プロセスを簡素化することで、会員ごとにパーソナライズされた体験を実現したいと考えていました。しかし、既存のポイントツーポイント型統合アーキテクチャは、このような取り組みを実現することは難しい状況でした。
同社のITチームはデータを包括的に把握できておらず、また、時間のかかる保守や修正対応に追われていました。そのため、データドリブンな会員体験を実現するための改善施策に集中できないという課題を抱えていました。
Boomiの支援内容
同社のITチームはデータを包括的に把握できておらず、また、時間のかかる保守や修正対応に追われていました。そのため、データドリブンな会員体験を実現するための改善施策に集中できないという課題を抱えていました。
また、オーストラリアのコンサルティングおよびITソリューションプロバイダーであるAtturraが、Boomiの専門的なスキルと実装能力の面から支援し、プロジェクトを推進しました。この取り組みにより、CA ANZは基幹業務システムの統合、再利用可能で階層化されたAPIの構築、そして使いやすいデジタル体験の設計を実現しました。
成果
CA ANZは、Boomi Enterprise Platformを活用して会員ポータルを強化し、会員登録更新、情報検索、設定管理をより簡素化しました。
さらに、オーストラリアまたはニュージーランドへの移住を希望する会計士向けに、従来は紙ベースだったスキル評価プロセスをデジタル化し、効率化しました。これにより、申請件数の増加にも柔軟に対応できるようになりました。
Additionally, CA ANZ is using Boomi’s Data Hub to manage product data and deliver tailored member content.
