ビヨンド・バンク
オーストラリアの顧客所有の銀行が、Boomi を活用した自動データフレームワークにより、ローンやクレジットカードの処理を高速化し、顧客理解を強化。
事業目標
オーストラリア最大の顧客所有金融機関の一つであるビヨンド・バンクは、30万5,000人の会員に銀行業務、融資、保険サービスを提供している。
ビヨンド・バンクは、消費者や企業向けの金融サービスの価値を最大化し、迅速な提供を実現するためには、融資実行データを一元化する必要があることに気づいた。そこで同社は、住宅ローン、個人ローン、クレジットカード、当座貸越を含む融資履行業務のデジタル変革プロジェクトを開始した。
統合の課題
ビヨンド・バンクの融資実行プロセスは、以前はタイムリーなデータの重複と手作業によるデータ入力が障害となっていた。同社のデジタル環境にはシステム統合が欠けていたため、融資申し込みの処理と履行に時間がかかり、顧客にとっても銀行とのやり取りが面倒でした。
Boomi
ビヨンド・バンクは、オーストラリアのアドバイザリーおよびITソリューション・プロバイダーであるAtturraと緊密に協力し、同社の顧客関係管理(CRM)、NextGen ApplyOnline貸出プラットフォーム、およびコア・バンキング・アプリケーションをBoomi Enterprise Platformと接続し、Boomi APIを導入して環境全体のデータ検索を自動化した。
プロジェクトの第1段階では、住宅ローン手続きの近代化と電子署名機能の導入が行われた。その後、同行は第2段階を開始し、個人ローン、クレジットカード、当座貸越の処理を合理化した。
結果
Boomi Enterprise Platformを導入して以来、ビヨンド・バンクは手作業によるデータ入力を35ポイント削減し、重複していたデータを整理した。その結果、月間14営業日を取り戻し、チームはより戦略的な取り組みに取り組むことができるようになった。生産性向上のメリットはレポーティングにも及び、Boomi 、関連するガバナンス・システムへのシームレスで正確なデータ転送をサポートしている。