Avalara
Avalara は、新たに構築した eコマースシステムにおいて、Boomiの統合機能および API管理機能を活用することで、正確かつリアルタイムな税金計算を実現。これにより、顧客満足度の向上を達成しました。
ビジネスゴール
SaaSベンダーである Avalara(アバララ) は、財務、請求、eコマース、POS(販売時点情報管理)システムと連携する税務自動化アプリケーションを提供しています。同社のソフトウェアは高い自動化と効率性を誇る一方で、営業プロセスは人的対応が多く、高コストという課題を抱えていました。
顧客のプロビジョニングには、多くの手間と時間を要する手動のステップが必要でした。顧客オンボーディングの迅速化と顧客満足度の向上に向けて、Avalara は Boomi のパートナー企業である Slalom と連携し、自社で保守・運用が可能なeコマースシステムの構築に取り組みました。
課題
Avalara は、自社のウェブサイト(Avalara.com)やその他の関連Webプロパティを通じて、他部門がサブスクリプションを作成し、リードを送信できるようにするためのAPIの構築を目指していました。
さらに、Zuora と Salesforce Sales Cloud 間の請求・サブスクリプション情報の統合や、バックオフィスシステムへの売上記録(請求・更新のため)も必要としていました。
通常であれば、Avalara は C++ プログラミングやフルスタック/ミドルティア開発の経験を活かして対応するところですが、今回のプロジェクトは社内リソースだけでは時間的制約が大きすぎるため、外部の支援を求めることになりました。
導入
Slalom は、統合およびAPI管理のために Boomiのインテグレーションプラットフォーム を提案しました。これは、Avalaraが従来採用してきたカスタムコーディング中心の手法からの大きなパラダイムシフトでしたが、迅速かつ効果的に機能しました。Boomiは、Avalaraのビジネス成長を支える戦略的な基盤となったのです。
Boomiにより、Avalaraは可動部分を最小限に抑え、不具合の発生する箇所を減らしながら、高品質な統合を迅速に提供できるようになりました。Avalaraは、Boomi Runtimeを社内環境にホスティングすることで、既存のホスティング環境、セキュリティ体制、およびモニタリング基盤を活用しています。
成果
eコマースシステムの成功を受け、Avalaraはさらなる機能の追加とAPIの拡張に注力しました。同社は Boomi Enterprise Platform のエンタープライズエディションに移行し、2つのBoomi Runtimeと22のコネクターを運用しています。Boomiを導入したことで、Avalaraは以下の成果を実現しました:
- メーター課金含むSalesforceからZuoraへの請求プロビジョニング
- 従来のミドルティアベンダーよりも高速な統合・API機能の提供
- 市場ニーズに迅速に対応できる、ビジネスのスピードと柔軟性の向上
- 非対面型の販売環境の実現