WLTH
オーストラリアのデジタル融資・決済プロバイダーであるWLTHは、コネクティビティの力を活用し、顧客にシームレスなオムニチャネル体験を提供しています。
ビジネス目標
WLTHは、テクノロジーとサステナビリティを軸に、オーストラリアの金融サービス業界を刷新することを使命とするデジタル融資・決済プロバイダーです。2019年にブリスベンで設立され、現在はテクノロジーを中心とした多様な金融商品を提供しています。
同社は、決済アプリ内の重要なビジネス機能を同期し、より良いユーザー体験を提供できる、接続性の高いIT環境を必要としていました。また、将来的に新しいテクノロジーやソフトウェアを導入する際にも、業務やカスタマーサービスに支障をきたさないようなテクノロジー基盤の整備を目指していました。
統合における課題
急成長を遂げるWLTHでは、その成長を支えるためにさまざまなシステムやアプリケーションを次々に導入しており、それに伴って管理すべきデータの量も急速に増加していました。しかし、IT投資が相互に連携されていない状態では、データは各システム内に閉じ込められ、分断されたサイロ状態に。その結果、有益なインサイトを導き出すことができず、より良い顧客体験の提供や事業価値の創出につなげることが困難になっていました。
Boomiの支援内容
WLTHは、ローコードかつクラウドネイティブなデータ連携のプラットフォーム(iPaaS)であるBoomiを採用し、社内に点在する多種多様なシステムおよびデータの連携を実現しました。
また、Boomi Enterprise Platformは、WLTHが最近行った決済プラットフォーム企業との合併を支える重要な基盤としても活用されています。この統合により、WLTHの新サービス「WLTH Pay」における基盤技術が整備され、顧客が一つのプラットフォーム上でシームレスにサービスへアクセス可能となる環境が構築されています。
成果
Boomi’s ability to securely consolidate and synchronize all of WLTH’s operational, customer, and transactional data through Boomi Data Hub has given the fintech’s employees access to pan-organizational golden records they need to gain a singular view of every part of the business and use that data for better business outcomes.
さらに、アプリケーションやシステムの統合が進んだことで、顧客および従業員向けのシングルサインオン(SSO)機能も実現し、より効率的かつ快適なユーザー体験が提供されています。