Nutanix
ハイパーコンバージドITインフラのグローバルリーディングプロバイダーであるNutanixは、Boomiマネージドクラウドサービス（MCS）の活用を決めました。そしてBoomiのプロセス自動化、サイロの解消、効率化の成功を基盤にして、スケーラビリティを拡大し、大量注文への処理を効率化を実現しました。
ビジネス目標
ビジネス効率、柔軟性、スケーラビリティを重視することで、NutanixはハイパーコンバージドITインフラのグローバルリーディングプロバイダーに成長し、Home Depot、Mercedes-Benz、Toyota、Airbusなど、23,000以上の企業から選ばれています。
Boomi Enterprise Platformは、オペレーションの調整、プロセスの高速化、コスト削減、顧客およびパートナーの満足度向上において重要な役割を果たしています。現在、Boomiマネージドクラウドサービス（MCS）への戦略的移行により、Nutanixは見積もりから売上回収、HR、パートナー取引などの分野における機能の追加を実現しました。
統合における課題
従来のカスタムコードによる統合を置き換えた結果、BoomiはNutanixのスケーラビリティを向上させ、2022年には売上がほぼ倍増し、15.8億ドルに達しました。この成長に伴い、四半期ごとの注文が急増し、時にはNutanixのBoomiパブリッククラウドライセンスで指定されたデータ処理限界を超えることもありました。
追加料金を支払うことなく、またデータセンターにBoomiをオンプレミスでインストールする代わりに、NutanixはMCSをの活用を選びました。MCSでは、リソースが顧客間で共有されるパブリッククラウドのマルチテナントモデルではなく、専用のシングルテナントBoomiインスタンスを提供します。
Boomiの支援内容
NutanixはBoomiパブリッククラウドで目立った障害は発生しませんでしたが、MCSの高可用性と障害復旧機能により、重要なプロセスを中断させることなく実行できるという安心感を得ることができました。また、パートナー取引の処理においてタイムアウト制限を延長するなど、柔軟なカスタマイズが可能となりました。
Nutanixは150件以上のBoomi統合を活用し、Oracle NetSuiteとSalesforce間で見積もりから売上回収までのプロセスを自動化し、WorkdayとSlack間でHRプロセスの効率化を実現しています。また、柔軟なBoomi APIを活用し、再販業社、ディストリビューター、製造業者、物流業者との取引を円滑化させることができました。
成果
Boomiの高度なオートメーションにより、見積もりから売上回収までのプロセスにかかる時間が毎月550時間削減することができました。また営業オペレーションスタッフの手動によるデータ入力作業を最小限に抑えることで、NutanixはASC 606の収益承認基準に準拠した収益記録を正確に行うことができています。
Boomiは、Nutanixがビジネスモデルの進化に合わせて対応できるようサポートし、複雑な統合を3人の小さなチームで管理しています。具体的な成果は以下になります：
- Improved employee experiences with HR integration
- Grew its partner network by meeting requirements for automated transactions
- Ensures business continuity with high availability and disaster recovery
